少年野球の辞書

少年野球に関わるすべての人に送るマニュアルブログを目指します。

少年野球 子供のモチベーションが低下した時にやること

どうも、kyankee です。


今回のテーマは野球を始めたはいいけど、なんか最近モチベーションが落ちてる?って時に
読んでいただきたいモチベーションを復活させる方法です。
少年野球においてやる気というのは思っている以上に大切な要素ですし成長のスピードにも関わってきますので指導者、保護者の皆様には注意深く様子を見ていただき
そしてモチベーションが低下している子供がいましたらぜひ実践していただきたいです。

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子供はちょっとしたことでモチベーションを落としてしまいます
例えば
指導者に怒られた
親が野球の結果に対して無関心
試合で思うようにプレーできなかった
チームメイトからバカにされたなど

上記のようなことが起こった場合に共通するのはその子供自身が
自信をなくしてしまうことです。
ただここでもう一度子供のモチベーションをアップさせることで選手として
ワンランク成長するチャンスでもあります。



では具体的な自信を取り戻すための方法を紹介します。


1上のカテゴリーの野球を観戦しよう

少年野球の上のカテゴリーなら何でも大丈夫ですがおすすめはプロ野球高校野球です。
テレビで見るのもいいですがより効果的なのは生で観戦することです。
生で観戦した時の注意点は球場に行って野球に集中しないからといって
小言を言わないことです。
初めは野球を見ながら美味しいもの食べるとか好きなチーム、好きな選手のグッツを買うとか
そんなんで全然OKです。
球場の雰囲気に子供はとても刺激を受けますので自然とプレーに対する
モチベーションが湧いてきます。



2野球映画、野球アニメを見る

なんだそんなことかと思うかもしれないですが結構効果があるんです。
野球を初める時も何かきっかけがあるわけでアニメのキャラクターに
影響されて初める子も多いと 思います。
なので初心に帰るじゃないですが初めるきっかけを作ってくれたアニメや映画を見ること
でもモチベーションは上がります。



3バッティングセンターで好きなように打たせる


とにかくお子さんの好きなように打たせることがポイントです
絶対に指導とかはしちゃダメです
あとあくまで自信を取り戻すためなのでお子さんが比較的
楽に対応できるスピードで打たせることも大切です。
そして良い感じで打ち終わったお子さんに「よかったね」「ナイスバッティング」と
ポジティブな言葉をかけてあげましょう。これだけで充分です。

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まとめ

モチベーションを上げる方法紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
おそらくなんだ全然大したことじゃないじゃんとかこんなこと
いつもやってるよって思われたかと思います。
そうなんです、私も含めて日常やっていることではあるんですが
球場に行った時試合に集中しない子供にイライラしていませんか?
球場で子供が楽しめるように気にかけていますか?
アニメや漫画を読んでないで練習しろよと心の中で思ってないですか?
バッティングセンターであれこれ指導して余計に子供も迷走させていませんか?

それでは正しいことをしてても逆効果なんです。

子供のモチベーションが落ちている時こそ
球場でお子さんと思いっきり好きなチームを応援してください
この漫画おもしろいから一緒に読もうと声をかけてください
一緒に映画を見てください
バッティングセンターでポジティブな声をかけてあげてください
きっと前向きに野球に取り組むお子様の姿が見れるはずです。


それでは、次回もよろしくお願いします。




少年野球 上のカテゴリーでも通用する内野守備を習得する方法

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どうも、kyankee です。

今回のテーマは内野守備です。
内野は各チームの技術の高い選手が務める花形ポジションです。
おそらくピッチャーの次に人気があるポジションではないでしょうか
そんな花形ポジションを務められるような考え方練習方法を紹介していきますので
今回もどうぞよろしくお願いします。




もくじ
1内野守備の最も大事な目的
2柔らかいグラブ捕球姿勢
3具体的な練習法
4まとめ



1 内野守備の最も大事目的

みなさんは内野守備で最も大切なことって何だと思いますか?

答えは当たり前ですがアウトを取ることです
アウトを取るということは捕球から送球までを完了させないといけません。
しかし、少年野球の現場では送球までの流れを無視した取ることに重きを置いた
指導しているケースが多いです。
その最たる例が「正面で取れ」です。
おそらく技術力に乏しい小学生は捕球することが難しいため万が一捕球できなかった時にも
後ろに逸らすことがないようにこのような指導が一般的になっていたんだと思います。
ただこの方法では上のカテゴリーに行った際はどうでしょう?
打球も早くなり、走者の足も早くなりますそんな中で正面に入ることを優先した守備をしていれば
内野安打にしてしまわないですか?
記録上エラーではないのでそのプレイヤーの評価は落ちることはないですが
明らかにアウトを取る機会を損失した守備のミスです。
そのような見えないエラーを極力減らし最高の内野手を目指していきましょう。

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2柔らかいグラブ捕球姿勢


「正面で取れ」と同じようによく聞く指導として「グラブを立てろ」とか「ボールに対してグラブの
面を向けろ」という言葉があります
はたしてこれも本当に正しいのでしょうか?
グラブを立てることは堅実な捕球を最大の目的とした場合たしかに有効です
ただそのあとの送球のことを考えると疑問です
なぜならばグラブを立てようとすると前腕から肘あたりがロックされ固くなってしまいます
固くなることにより次の送球の動作が遅れたり上半身と下半身の動きがバラバラになりバランスを
崩し送球エラーにつながりやすくなるからです。
グラブを持つ方の手の手のひらを正面に向けて前に突き出すと固くなることが実感できますので
試してみてください。


では次に柔らかい捕球方法について説明します。

最初1つ試していただきたいことがあります。
自分の体の横にだら〜んと力を入れず腕を垂らしてみてください
そうすると手のひらは内側を向いていませんか?

その形です
捕球する時もその形で取れれば柔らかい捕球が可能になります

えっ?それだけ?

たったそれだけです。
初めは緩いゴロを素手で捕球して感覚をつかんでいき感覚がわかったところでグラブをつけて練習
するとよりスムーズに習得できると思いますので試してみてください。

この取り方だと最初はポロポロとエラーすることもあると思いますが地道に練習を続ければ
打球に柔軟に対応できるようになりますし堅実性も増していきます
これは上のカテゴリーで通用するようにするための練習なんです。
保護者様、指導者様も今だけを見て堅実性を求めすぎず選手が上のカテゴリーで活躍できるように
見守っていきましょう。




3練習方法


次に練習方法について説明します

選手はショートのポジションにつき指導者はマウンド辺りから緩いノックか手でゴロを転がします
ここで注意してほしいことは決して来たボールに対してまっすぐに突っ込まないことです
まっすぐ突っ込むと、距離感を取りにくくバウンドも合わせにくいです
また体がホーム方向を向くので送球が無理な体勢になりやすく安定しないというデメリットもありま
す。ここでの練習のポイントは少し円を描くように右側から回りこんで捕球することです。
膨らみながら捕りにいくことで、ボールを斜めから見れるので距離感をうまく取れますし
自然と一塁側を向くので送球までもスムーズに動けるメリットもあります。
ただ膨らみ過ぎると捕球に時間がかかってしまいアウトを取れなくてなってしまうので注意が必要で
す。




4まとめ


いかがだったでしょうか?
今回は上のカテゴリーでも通用する内野守備をテーマにしていますが
内野守備はまだまだやることがたくさんあります
今回は基本の考え方と基本の練習方法の紹介でしたが次回以降他の動きについても解説していきます



それでは、次回もよろしくお願いします。

少年野球 絶対に失敗しないチームの選び方

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どうも、kyankee です。

これから野球を始めよう、または来年の入部に向けてチーム選びを始めようという
かたのための失敗しないチーム選びについて記事書いていきます。
私自身も息子が入部する前にいくつかのチームを見学し選んだ経験がありますので
体験談をもとに紹介させていただきます。
野球は揃える道具が多くまたチーム共通の備品も多いためお金もかかりますしチームを変えれば
以前のチーム備品は不用品となってしまい、いろいろな意味でマイナスです。
失敗しないチーム選びを参考にして皆さんのベストなチームを見つけていただきたいです。

絶対に失敗しないチーム選び


目次
1 そもそもチーム選びの成功と失敗って何?
2 チーム選びのポイント解説1所属可能なチームってどうやって探すの?
3 チーム選びのポイント解説2実際に体験してみる
4 チーム選びのポイント解説3試合を見に行く
5 まとめ



1 そもそもチーム選びの成功と失敗って何?

皆さんはチーム選びの成功と失敗をどうやって判断しますか?

お子様のプレーが上達するかどうかですか?
チームメイトやチーム関係者と良好な関係を築けていることですか?
チームが強豪かどうかですか?

上記の答えはすべて正解です。
だって野球をやる目的はみなさん違うからです。
目的が違えば理想とするチームが違うのは当然です。
プレーの上達や大会で勝ち上がることに重きを置いているかたであれば
多少厳しい指導者の指導にも結果を実感することができれば耐えることができます
が仲間と楽しく思い出作りをしたいとか基礎的な体力をつけたいことに重きを置いている
かたには厳しい指導が原因で野球を嫌いになってしまう可能性もあります。
(私の子供時代にもそういうかたを何人もみています。)
ただどんなかたにも共通する、チームに入る前よりも入った後野球をもっと好きに
なったかどうかこれが一番大事な答えです。(選手も保護者もです。)
野球がより好きになれる最高のチームを見つけていきましょう。



2チーム選びのポイント1所属できるチームの探し方


まず野球をやろうと思った時になんとなく近所のチームに入ってしまう方が非常に多いですが
チームって近場に結構あるんです、だから選択肢が結構多いってことを知ってください。
具体的にどうやって探すのかたというと
1 インターネットでチームのホームページを探す
2 バッティングセンターの掲示
3 スーパーマーケットの掲示
4 スポーツショップ掲示
5 コンビニの掲示
6 友達に紹介してもらう

上記方法で全部調べると結構な数のチームが入部候補に入ってきます。
ここで自分達にとって理想的なチームの候補を決めいきましょう。
候補が決まれば次のステップです。



3チーム選びのポイント2実際に体験してみる



チームによっては定期的に体験会というイベントを行っていますので参加してみましょう
そこに参加すると、指導者人間性や指導方針なども多少わかりますしチームメイト様子や
チーム自体の雰囲気もわかります。
体験会のないチームでも事前に問い合わせをすれば体験練習に参加できますので体験会がない
場合は問い合わせをしてみましょう。

ここで一つ注意点があります。
昨今の少子化の影響やスポーツ自体の選択肢が増えたことも影響し野球離れが深刻化していま
す、その影響もありチームも選手獲得に必死な状況です。
なのでチームによってはワザと明るい雰囲気を出してみたり普段は怒鳴る指導者も優しいフリ
をしたりします。またお菓子やおもちゃを配り子供の気を引くチームもあったりします。
体験練習は基本何回行っても問題ありませんので一回でわからない場合は何度か通うことを
おすすめします。



4チーム選びのポイント3試合を見に行く


練習だけではイマイチわからない場合そのチームの試合を見に行くのもおすすめです。
真剣勝負の試合だと指導者も熱くなってしまい本性が出ることが結構あります
また試合中保護者の方が会場でいろいろなお手伝いをしています
チームによっては物凄く負担になってしまう程の仕事量があったりしますので
お子様目線だけでなく保護者目線のチーム選びの際にはすごく参考になります。
どういった手伝いがあるのか?自分にもできそうなのか?調べておくといいと思います。
実際親の手伝いが原因で入部後に揉めることも結構あります。
土日仕事がある方もいらっしゃると思いますし土日休みでも仕事の疲れを取りたいから毎週は
ちょっとというかたもいると思いますので親の手伝いに関してチームの雰囲気が強制的
な雰囲気なのか寛容な雰囲気なのかしっかりとチェックすることをおすすめします。
ちなみにうちのチームの例だと以下のようなものがあります。

お父さん系
・審判
・指導者
・グランドの草刈り
・スコアラー
・遠征時の配車
・審判の資格や指導者の資格を取る講習の受講


お母さん系
・練習時の見守り(ケガした選手や具合の悪くなった選手の対応)
・お茶出し
・試合中ベンチに入っての介抱係
・試合のアナウンス
・試合の得点係
・スコアラー
・遠征時の配車
・各季節イベントの企画と運営
・合宿係で泊まりの付き添い

細かいの入れていくとキリがないんで代表的なものだけでも結構な量です
その他チーム総会があり資料作成や当日の総会の参加等もあったりします。
ただこの部分はチームによってだいぶ違いますので上記内容はあくまで参考です。





5まとめ


以上がチーム選びの際のポイントになります。
上記のポイントをしっかりとリサーチした上でチームを選べば皆さんにとってベストなチーム
に入部できますのでぜひ実践してください。
うちの場合は僕の地元ということもあり近隣のチーム事情はある程度わかっていましたので
候補チームの体験会に参加し、魅力的なチームを見つけらそのチームの体験練習に何度も
参加して親子納得した上で入部しました。
それでも入ってみて初めてわかることも多く大変なことも結構ありますが子供は楽しく
プレーしているようですし次のカテゴリーでも続けたいと言ってるので、まぁよかったかな
と思っています。
皆さんも最高のチームに入っておもいっきり野球を楽しんでください。


それでは、次回もよろしくお願いします。










少年野球に関わるすべての人へ向けて今日から発信していきます。

どうも、kyankee です。

僕は現在現役で少年野球のコーチをしている野球大好きおじさん?です。
自らも小学校3年生から高校3年生まで10年間プレーしておりました。
そんな僕も結婚して子供が生まれ、自分の思惑通り子供も野球始めてくれたおかげで
久しぶりに野球の現場に戻り家族と一緒に子供のため、チームのために日々頑張っています。
そんな中でいざ現場に入ってみると日々いろいろなことが要求されます。
僕は野球をある程度やってきたのでまだ対応できる部分も多いですが
「これどうだったっけ?」「こんなこともあるの?」みたいな事も結構要求されたりします。
例えばみなさんも以下のようなことで困った経験はないですか?
・グランド整備の正しいやり方
・試合時の正式なライン引き
・審判やってください
・試合でスコアつけて
・試合中失敗して悩んでる子供に何て声をかけよう
・子供の自主練に付き合いたいけどどんな方法がいいのかわからない
・どうすれば試合に勝てるのか?
・ケガをさせない為にはどうしたらいいのか
・野球選手の食事ってどうなものがいいの?
・どうな道具を揃えればいいの?
・道具の手入れの仕方がわからない
まだまだあげればキリがないですが当ブログで少しずつ解決法やアドバイスをして皆さんの
お役に立ちたいと思っております。
また、最近大きく騒がれている野球人口の減少問題や投手の球数問題等の少年野球の
マクロ的な問題にも自分なりの考えを記しつつ皆さんと一緒に考えていければと思います。

それでは、次回もよろしくお願いします。